キットの外観
免疫クロマトグラフィーを原理とした咽頭ぬぐい液中のA群β溶連菌抗原を定性的に検出する試薬です。
特徴
- 操作が簡単な「スティック試薬」です。
- A群β溶連菌を迅速・簡易にスクリーニングします。
- 陽性判定は1分から可能です。(陰性は5分)
- 1ステップイムノクロマト法で、明確な判定結果が得られます。
- IDや結果を記入できる紙製チューブ立てを採用しています。
製品内容
品番 | 品名 | 包装 | 貯法 | 有効期間 |
---|---|---|---|---|
NR-3200 | スタットマーク™ ストレップA | 10テスト | 2~30℃ | 製造後24ヶ月 |
操作方法
検体の前処理
試薬A入りスクイズチューブのシールをはがす。
試薬Bを2滴滴下し、よく混和させる。
検体採取した綿棒の綿球部を速やかにスクイズチューブの混合溶液に浸し綿球部をはさみ付けるように10回以上回転させる。
1分間静置後、綿球部を強めにはさみ込みながら液体をしぼり出し、綿棒をスクイズチューブに沿って抜き取る。
測定法
1) 紙製のチューブ立てにスクイズチューブをセットし、必要に応じてID等を記入する。
2) テストスティックの矢印の方向が下向きになっていることを確認して、垂直に浸す。
1~5分後、T、Cラインの出現を目視で確認し、判定する。
判定例
(1)陽性 判定部Tと判定部Cの両方に赤紫色のラインが認められる場合、陽性と判定します。 判定部Tが淡い赤紫色でも陽性です。
(2)陰性 判定部Cに赤紫色のラインが認められ、判定部Tにラインが認められない場合は、陰性と判定します。
(3)再検査 検体抽出液に浸してから5分以内に判定部Cに赤紫色のラインが認められない場合は、判定せず、再検査を実施してください。
医療関係者の皆様へ
このページ以降は、医療関係に従事する方を対象に体外診断用医薬品・測定機器に関する情報提供を目的として作成しております。国外の医療関係者および一般の方々への情報提供を目的としたものではありません。
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